夏野菜として有名なピーマン。
家庭菜園でたくさん収穫される方もいらっしゃるかもしれません。
カリッとしてちょっぴり苦いピーマン、私はとても大好きなのですが、嫌いな野菜として必ず名前があがる野菜でもあります。
特に子供たちは苦手な子が多いような気がします。
でも、ピーマンにはたくさん栄養があるので親としてはぜひ食べてほしいものですよね。
そこで、子供にも食べやすいピーマンの食べ方・具体的にピーマンにはどんな栄養があるのか・生でも食べられるのか一緒に調べてみましょう。
ピーマンが嫌いな子供でも食べやすい食べ方
子供がピーマンを嫌いな理由、それはズバリあの「苦み」ではないでしょうか?
好きな人はむしろあの苦みがおいしいと思うのですが、好みが分かれる、いやむしろ苦い食べ物が好きなんて少数派なのかもしれませんね。
実際大人でもピーマン嫌いな人は多いですし。
うちの娘も比較的好き嫌いはない方だとは思うのですが、ピーマンはやはり苦手のようで少しでも料理の中に見つけると、それはま~上手に避けて食べます。
少しでも食べてもらおうと細かく刻んで他の食材と混ぜ込んでも、あの緑色がどうしても目立ってしまうんですよね~。
あの独特の苦みさえ気にならなくなれば食べてくれるのに…
では、ピーマン嫌いの子供でも食べやすい食べ方はないのでしょうか?
我が家では、緑色を見つけても避けられてしまうので苦みだけじゃなく、色味も消すようにしてなんとか今のところ娘をだますことに成功して(?!)います。
一番食べてくれる調理方法は、まずピーマンをものすごく細かく切り刻みます。気持ち的にはみじん切りよりもみじん切りにします。(すんごく細かいことの例えです 笑)
そして、種類はなんでもいいので挽肉と一緒に炒めて甘辛くそぼろに仕上げます。
お醤油をちょっぴり多めにして味を濃い目に仕上げるとピーマンの緑はほぼわからなくなります。
そしてそれをご飯に混ぜ込んでチャーハンにしたり、お豆腐に載せたり、生野菜のサラダにかけたりしています。
あまり気付いていないのか、この方法だとたくさん食べてくれますし、元々味も濃い目に仕上げてあるのでご飯などに混ぜるだけでほとんど追加で味付けいらずなので、調理もとても楽です。
もしよかったら試してみてくださいね。
あと、私が調べてみたところによると、ピーマンは輪切りにしてしまうと苦みが増すようです。なので、切る時は輪切りではなく縦に切るようにすると苦みが少し和らぐようですよ。
この方法、私もぜひ試してみようと思います。
ピーマンの食べ方、栄養を余すことなく摂取しよう
ピーマンには栄養があると言われることが多いですが、実際どのような栄養が含まれているのでしょうか?
ピーマンにはビタミンCとビタミンAが多く含まれているようです。
ビタミンAは体の免疫力を高め、抵抗力をつけてくれる働きがありますので、夏バテ予防にもなります。ビタミンAは油と一緒に採ることにより吸収力が高まります。
でもビタミンCは熱に弱いイメージがありますが、ピーマンにはビタミンPというものも含まれているのでこのビタミンPがビタミンCを守ることで熱にも強いんだそうです。
ビタミンCは夏の紫外線から肌を守るためにもぜひ取り入れたい栄養素ですので、まさに夏に食べるべき野菜!と言えます。
炒めてなお良し!な野菜ですので、ぜひ積極的に食べるようにしたいですね。


ピーマンの食べ方、生でも食べられる?
その独特の苦みゆえか火を通して食べるイメージの強いピーマンですが、実は生でも食べられることをご存知でしたか?
しかも、新鮮な生のピーマンは苦みも比較的少なく甘みを感じることが出来る程ですので、ぜひ一度試していただきたい食べ方です。
とは言え、ピーマンが苦手な方や子供にとってはそのままかぶりつくのには抵抗があると思うのでちょっと食べやすくしたいですよね。
私のおすすめの食べ方は、ピーマンを縦に2つに切り、中の種を取ってからそれぞれ縦に3~4等分します。
それを、ジップロックに入れてめんつゆをピーマンが全体につかるくらい入れます。
半日くらい冷蔵庫でつければ出来上がり!
ものすごく簡単ですよね。
あとはこれを取り出して、お好みでかつお節なんかをかけて食べてみて下さい。
めんつゆ効果で苦みがあまり感じられませんし、ぱりぱりした触感と甘みがあってとってもおいしいですよ。
漬物感覚でご飯のお供にもぴったりです。
まとめ
独特の苦みから苦手な人が多いピーマンですが、暑い夏を乗り越えるための豊富な栄養素が含まれている優秀な野菜です。
いろいろな調理方法でぜひ今年の夏はたくさんピーマンを食べてみてくださいね。