5月の楽しみといえばゴールデンウィークですね。
大型連休なら遠出ができるため、北海道への旅行を計画する人は多くいるでしょう。
北海道に行くと決めた時疑問に思うのが、雪の状態や服装です。
5月の北海道はどんな雰囲気なのか、調べてみました。
ゴールデンウィークは北海道へ!雪の状況は?
ゴールデンウィーク中の雪ですが、北海道はまだ残っていると言えます。
観光する場所によるため、どの地域に旅行へ行く予定かによって雪への備えが変わってきます。
・小樽・函館・札幌周辺は雪が少な目
目立った積雪はなく、街中を歩いて観光する程度なら問題ありません。
小樽は坂の多い街として有名ですが、坂を登りきった標高の高い場所や、山中では雪が見られる傾向があります。市内を回る分には支障はなさそうです。
函館では、五稜郭や街中で桜の花がほころぶ姿を見れるかもしれませんよ。
その年の気候にもよりますが、もし雪があるとしても歩道や路肩に残っている程度だと考えられます。
泥などが混り汚れた雪が見られる時もありますが、避けて通ればいいので苦にはなりません。
日陰では溶け出した雪が凍る時もありますが、こちらも足元に注意しながら歩けば大丈夫でしょう。
・旭川を含む、北海道の中央より右側は積雪に注意
旭川は山にまだ雪が残っている可能性があるため、旭川動物園など山間に出かけるのであれば気をつけましょう。
また、ウインタースポーツを求める人は必然的に雪の多い環境に身を寄せるため、それなりの準備が必要です。
・スタットレスは必要?
北海道旅行を楽しむために、フェリーに自家用車を積んだり、レンタカーを借りる人もいると思います。
その場合、雪の影響はないのでしょうか?
・小樽・函館・札幌近辺なら不要
フェリーが入港する小樽・函館・苫小牧は雪がないためノーマルタイヤで対応できます。
また、小樽・函館・札幌といった場所を観光でまわるのならばタイヤの変更はいりません。
日が出れば温かく、雪があっても解けてしまいます。
それほど警戒しなくても大丈夫なです。
・峠・山・道東・道北は要注意
峠道や山間部は気温が低く、雪が残っていたり道が凍っているケースがあります。
観光のために通るのであればスタットレスが無難です。
寒い場所へ向かうのであれば雪は避けられないため、凍結に備え、安全運転を心がけてください。
レンタカーを借りる人は、不安であれば店員にスタットレスが必要か相談しましょう。
向かう地域に合わせたアドバイスがもらえるはずですよ。
ゴールデンウィークに北海道へ向かう際は、どこを観光したいのかによって雪の量が変わります。
雪がなくても気温が低い日も多いため、寒さ対策は忘れないでくださいね。
ゴールデンウィークは北海道でどんな服装で過ごせば良いの?
ゴールデンウィーク中は、どのような服装で北海道を周ろうか悩む人もいると思います。
5月の北海道の気温や服装をまとめてみたので、参考にしてください。
・ゴールデンウィーク中の北海道の気温は?
20°Cを下回ることもあり、服装を工夫する必要がありそうです。
参考までにいくつかの気温を取り上げ、見ていきます。
・函館
2016年5月3日に22.7°Cの最高気温を出していますが、最低気温は8.1°Cと寒暖差があります。
5月1日にいたっては最低気温が0.7°Cと、冬の寒さを感じさせます。
・札幌
2016年5月3日に24.1°Cという暖かさを記録していますが、5月1日は最高気温が10.6°Cとかなり差があります。最低気温も1.7°C〜10.9°Cまで、日によって変化しています。
・旭川
2016年5月3日の27.3°Cという過ごしやすい気温に対し、5月2日はー1.7°Cの最低気温を記録し真冬の寒さに。
平均気温は5月1日の5.2°Cに対し5月3日は17.9°Cと体調を崩しかねない温度差です。
ゴールデンウィーク中は気温の変化が激しくそれに対応した服装が必要です。
また、北海道はとても広く地域によって気温が全く異なります。1ヶ所を観光する人と北海道一周を目指す人では用意するものが変わってくるでしょう。
函館では春を感じるけれど、釧路では新緑の芽吹きはこれから、稚内では雪が降る確率が高いなど、どこへ足を運ぶのかによって気温や季節のうつろいに差が見られます。
観光予定地の情報収集を怠らず、旅行日程を決めていきましょう。
・どんな服装がベスト?
テレビのニュースを見ていると、薄着の北海道民がちらほらと見受けられます。
あれ?思ったより暖かいのかな?なんて思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。寒さに慣れているためできる服装なので、旅行者はしっかりと準備をすることをおすすめします。
服装としては、重ね着ができるものだと融通がきくため使いやすいでしょう。
女性なら目の細かいカーディガンを用意し、日中はカーディガン、気温が下がれば上着を着用するなど気温差に対応できる服装が便利です。
上着なら綿や厚手の麻のコート・レザージャケット・ウインドブレーカーなど風を遮るものだと暖がとれますよ。
スカートやショートパンツでおしゃれを楽しみたい人は、レギンスなどを履き生足で行くことは避けてください。
小さな子どもを同伴させる時は、寒さをしのぐため手袋やニット帽などがあると安心です。
日中暑くなることも考え脱ぎ着しやすい服装を心がけます。
靴はサンダルやヒールが高いものを利用するのは控えましょう。
足が冷えたり、雪が少ないとはいえ、滑って転ぶ可能性があるためです。
スニーカーやパンプスがおすすめですが、北海道内の寒い地域へ行くことが分かっていれば、冬用の靴を使う方が無難です。
こまめに体温調節をしながら、春の訪れを感じさせる北海道をのんびりと楽しみましょう。
まとめ
5月の北海道は肌寒いながらも、すがすがしい陽気を満喫できそうな予感がします。
長期休暇でないとなかなか北海道へ行くことはできないため、ゴールデンウィークは遠方に旅行へ出かけられる良い機会だと言えますね。
雪や服装に気をつけながら、北海道を快適に観光しましょう。
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